アペフチ

「ぐっとがんばる」話。

結城メルマガの『「ぐっとがんばる」話。』がよかった。

ある日、Evernoteのノート整理をしていました。 いいアイディアや書籍の案はいろいろあるんだけど、 断片ばかりではだめですね。 どこかで「ぐっとがんばる」ことをしないと、 断片をいくら集めてもまとまりません。

Scrapboxを使い始めて、ちょっとしたことをどんどんメモしていって、リンクが繋がる気持ちよさに悦に入ったりしているのだけど、やっぱりそれだけでは何にもならない。メモしたから安心、と、脳を解放して次のこと(やってた仕事に戻るとか、ツイッターアプリ開くとか、最近だとツイッターよりMastodon)に行ってしまうのではなく、そこでぐっとこらえて、メモを眺め直して、スマホから離れて、考えてみる。すると、ただの思い付きよりも先に進むことができる。

というのを実感した最近だったから、結城さんのこの話が刺さった。

この、「誰か他人(著名人)が自分が感じたのと同じことを言っている」ということの嬉しさは何だろうな。自分が肯定されたように感じる、というのもあるだろうけど、「考えを進めるための足場が出来た」という気持ちよさが大きい気がする。

余談だけど、Scrapboxに音声入力でメモを取った時が、考えが進みやすい気がする。体を使ったほうがいいということか。とは言え会話がいいのかというとそう簡単でもない。大体、会話しているようなスピードで僕は物を考えられないし、会話しながらだとそっちにエネルギーが奪われてしまう。一人がやっぱりいい。