アペフチ

カンバセイション・ピース

途中しばらく読まなくなってまた続きを読み始めたり、気に入った同じところを何度も読んだり、ちょっとした中断は再三やっていて、戻った時にどこまで読んだか分からなくなって記憶のあるところからまた読み直したらその先も実は読んだことある所だったけど構わず重複して読んだりということを繰り返して一年半ぐらい掛かった『カンバセイション・ピース』を読み終えました。筋とか出来事とか感情とか別にない(重要じゃない)ので早く続きを読みたい、読まなくちゃっていう焦りもないし、一度離れてまた戻ってもなんの問題もないという安心感があったりでリラックスして読み進めないことができていた、それなのに本を離れている間もずっと読んでいる気がしていて、多少の緊張感もあって、「読むのを諦めよう」という気になったりしない本でした。世界観が変わった気がする。